「社労夢」など社会保険労務士の業務を支援するシステムをクラウドで提供している「エムケイシステム」がランサムウェアによる被害を受け、個人情報漏洩の恐れが出ています。同社の公式サイトによると、「社労夢」は2023年4月1日時点で2754の社労士事務所が導入。管理事業所数は約57万事業所、管理する在職者は約826万人に上るといい影響の広がりが懸念されます。また今後の調査により個人情報の漏洩が発生していた場合には、従業員等への説明が必要になる可能性もあり、事態の推移を見守る必要があります。
弊所では当該サービスを利用しておらず、過去も含めて当事務所の顧問先様並びに関係先様には影響はありません。
現時点で個人情報の流出の事実は確認できないものの、今回の一連の事態は社労士業界全体へ大きな影響を及ぼすものであり、影響を受けた他の社労士法人の後方支援を含めて、業界の一員として対処してまいります。